Archive for びよりネット管理人

WordPressをマルチサイトで使用する時の注意点

 この記事の執筆した2014年3月8におけるWordPressのバージョンは、3.81 です。
 1つのWordPress で複数のサイトを管理するマルチサイト機能は、2010年6月にリリースされたWordPress 3.0から実装されています。

 マルチサイト機能が最初に実装されて3年以上経っているので、動作は安定してきていますが、管理画面をリダイレクトさせプラグインの幾つかはマルチサイトでいまだに不具合を起こします。また、WordPressの標準機能である記事ごとのパスワード保護もうまく働いてくれません。

 マルチサイトでの不具合は、「ダッシュボード」>「設定」にある「サイトアドレス (URL)」と「WordPress アドレス (URL)」が違うために起きています。「サイトアドレス (URL)」と「WordPress アドレス (URL)」を揃えれば解決します。しかし、それはマルチサイトで使う限りはありえない話です。

 記事のパスワード保護を使いたい場合、あるいはいくつかのプラグインを使いたい場合は、シングルサイトでの運用も検討してみましょう。
 一見、1つのサイトように見えるようにThemeのデザインを統一するなどすれば、閲覧者に違和感はあまりないと思われます。

 不具合ではありませんが、マルチサイトを有効化すると標準ではzipがアップロードできない設定になっています。
 「 サイトネットワーク管理者」 > 「設定」
 から、アップロードに関する設定をします。アップロード可能な拡張子にzipを追加しましょう。

 管理者としては複数のWordPressを管理する必要が出てきて、手数が増えます。工数が増えるためコストがあがることを、クライアントにその旨、説明できるようにしておかないといけませんね。

もう1チャンス! 見直されてきた「ブログ」

 気軽さから、SNSや「まとめサイト」などがもてはやされていますが、そんななかで「ブログ」が見直され始めています。
 理由は、「ほかの人がもうやっていないから目立つ!」というもの。ブランディングのためにもう1チャンス!
 自社独自のドメインを取得してブログで情報発信するのは、古くて新しいカタチではないかと思います。
 そのとき、WordPressは素晴らしい力を発揮するでしょう。

「ネットワークに繋げない」ではセキュリティは守れない 2014年4月9日Windows XP終了

 あけましておめでとうございます
 昨年、中小企業情報セキュリティ対策」指導者登録しました。詳しくはhttp://biyori.net/archives/1516をご覧ください。
 このブログにも、ちょっとセキュリティについても書こうかなと思います。

 2014年4月9日 (日本時間) にWindows XP はサポートが終了しますが、OSのバージョンアップ、または他OSへの移行はつつがなく進めておられるでしょうか。
 クラウド時代になり「ネットワークに繋げない」ではもうセキュリティは守れない時代になりました。
 USBメモリーチップでのやりとりや、LAN経由でのウイルス感染もあります。OSのサポートが切れた後も使い続ける場合、情報を守るために必要な措置をしていなかったとして訴えられるリスクがあります。そのリスクと移行のコストはどちらが高いでしょうか。
 お正月あけ早々ですが、いますぐ考えないと、さすがに間に合わない段階にきています。ぜひ、いまご検討ください。

第20回山陰ITPro勉強会「Webからのデータ抽出自由自在」に参加してきました。

第20回山陰ITPro勉強会 ハンズオンセッション「Webからのデータ抽出自由自在」」に参加しました。

 ちょうど、Amazon KDPの管理でウェブスクレイピングやってみるかなと思っていたところだったので、この勉強会はありがたかったです。

 多岐にわたる内容を短時間で学べ、講師の橋本将さん(ネットワーク応用通信研究所)のご準備にかかった時間はものすごいだろうなと思いました。また足を向けて眠れない人が増えました。ありがとうございます。

 この勉強会以前だと、Wgetでファイルを引っ張ってきて、なでしこで正規表現使った処理をして、とかやっていたと思いますが、rubyとnokogiriとか使うともっと試行錯誤の時間が短縮できそうなことがわかりました。正規表現って難しいですから。

 やり方はわかったので、他のWebスクレイピング手法もいろいろ試してみたいと思っています。といっても、巡回頻度は低く、低く。

MS WordからWordPressサイトに投稿する(xml-rpcを利用)

 この投稿はWordから行なっています。

 Microsoft WordにはXML-RPCを経由してブログやWebサイトを更新する機能があります。

 その機能を利用すれば、WordPressサイトをWordから更新することができます。

 使い方は、

  1. 「ファイル>新規作成>ブログの投稿」をクリック
  2. 右下の「作成」ボタンをクリック
  3. アカウントの管理(xml-rpcのある場所、アカウント名、パスワードを入力。さらに「画像オプション>画像のプロバイダー」を「自分のブログプロバイダー」に設定)
  4. 記事のタイトル、分類、本文を入力(この記事のように写真も入れられます)

 Wordを使い慣れた方には便利かもしれません。お試しください。

WordPressを静的サイトに変換するプラグイン StaticPress

 セキュリティを考えると静的サイトが一番と考えられる方もいらっしゃるでしょう。
 rubyを使った静的サイトジェネレータにnanocがありますが、nanocのような使い方をWordPressでもできるのです。
 静的に変換したサイト URL を指定して、簡単に生成できるようです(ごめんなさい。まだ使っていません)。
 詳しくは下記の記事を御覧ください。

 

WordPress サイトを静的 HTML に変換するプラグイン StaticPress | dogmap.jp.

 (まだ使ってもいないのに)このプラグインの応用を考えてみます。ローカルに電子書籍ジェネレータとして導入できるのではないでしょうか?
 静的だけども javascript で動きのあるサイトとか、いろいろ使える局面はあるように思って、ご紹介するしだいです。

ソーシャルメディア時代にもSEOは有効

ここ何年か、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを使ったマーケティングが効果的だと言われてきました。
 しかし、ソーシャルメディアを使ったやりとりは手間がかかります。
 ネットでのやりとりに時間・人員が十分にさけない場合や、ネットでのやりとりよりも電話対応のほうが適切な場合、ソーシャルメディアを使うよりも、サイトのSEOをしっかりさせて、電話問い合わせを増やしたほうが売上につながるケースもあります。SEOについてもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
 一度、自社の強みがアピールできれば、検索エンジン経由でどんどん見込み客が飛び込んできてきてくれる、これ魅力的じゃないですかね。

WordPressに公開承認ワークフロー管理機能を追加する Peter’s Collaboration E-mails

公開承認の仕組みがないから、WordPressは、店舗や零細企業向けですよね、と言われることがあります。
確かに、WordPress ver.3.5には、標準では公開承認ワークフローを管理する機能はついていません。

しかしながら、プラグインによって、そうした機能はすぐに追加できます。一挙に大企業、官需にも対応可能なCMSに大変身です。

公開承認ワークフローを提供するプラグインのひとつ「Peter’s Collaboration E-mails」をご紹介いたしましょう。

インストール方法
プラグイン新規追加画面で「Peter’s Collaboration E-mails」を検索。
結果一覧から「Peter’s Collaboration E-mails」をインストールしてください。
設定メニューに「公開承認ワークフロー」が追加されています。
このプラグインは日本語に対応しており、日本語で表示されます。

使い方

設定
wordpressのユーザ権限「管理者」が承認者となります。
もし承認者を追加したい場合は、「標準承認者」の欄で追加できます。
承認工程を経たいユーザーの権限は「寄稿者」にします。
「投稿者」以上の権限では「管理者」の承認なしで記事が公開されるので注意してください。

寄稿
「寄稿者」が投稿します。記事はすべてレビュー待ち(承認待ち)となります。
承認待ちの投稿ができると、承認者にメールが送信されます。

承認者=「管理者」による公開認証
メールで通知をうけた承認者が公開認証します。
やり方は2つの方法があります。

1.「クイック編集」から操作
クイック編集に「ステータス」があり、承認前は「レビュー待ち」となっています。これを「公開済み」にして更新してください。
公開済みにした後で「レビュー待ち」に戻す事もできます。

2.「投稿の編集」から操作
右サイドにある「公開」欄に「ステータス」があります。ステータスは「レビュー待ち」か「下書き」です。 ステータスはいじらずにそのまま「公開」ボタンを押下すれば公開されます。
公開後にもう一度レビュー待ちに戻すこともできます。その場合はステータスを編集してください。

これで、WordPress の弱点のひとつが解消されましたね。

Peter’s Collaboration E-mails

CMSのテンプレート(テーマ)は既存のもののカスタマイズではなく、自作のHTMLから作ったほうがよい

 CMSのテンプレート(テーマ)について。
 CMSの標準のテンプレート(テーマ)には、そのCMSのすべての機能を盛り込もうとしているのか、ものすごく複雑になっていることが多いです。
 それゆえ、使い始めた頃は何が何やらわからず、そのまま使うか、画像だけ差し替えて使う場合が多いのではないでしょうか。

 しかし、自分が作りたいサイトは、テンプレートのようなサイトでしょうか?
 多くの場合、そうではないと思います。

 そのCMSの理解のためにも、自作のHTMLに必要な関数だけ埋め込んだものを作ったほうがいいと思います。

WordPress を利用したサイトのモバイル対応にWPtouch 以外の選択肢を Any Mobile Theme Switcher

 WordPressを例に、モバイル対応のお話。
WordPressを利用したサイトのモバイル対応といえば、有名なプラグインである「Wptouch」をインストールすることが多いと思います。インストールして対応完了。簡単ですね。しかし、簡単ゆえにオリジナリティが出しにくいですし、独自色を出していくためにカスタマイズしてもプラグインのアップデート時にモバイル用テーマが上書きされてしまったという悲しい話も聞きます。万が一、WPtouch の開発が停滞したら…、という懸念もあります。

 そこでWPtouch を使わない方法を考えてみることにしましょう。
 選択肢のひとつが、「Any Mobile Theme Switcher」というプラグインです。User Agentを見て、それぞれの機器用のテーマに振り分けていきます。WordPressの一般的なテーマが使えますので、導入に大きな混乱はないものと思われます。ただし、テーマは添付されていません。モバイル用のテーマを選んで導入するか、自作する必要があります。面倒は面倒ですが、オリジナリティの高いデザインができるのは嬉しいですし、挙動が理解しやすいのはいいことだと思います。
 そして、WordPressを利用したサイトにかぎらず、そろそろ、これぐらいのきめ細かな対応が必要なのではないかとも思います。
 Any Mobile Theme Switcherは下記のような画面で設定できます。